
「保険に入ったきり、10年以上そのままになっている」「結婚や出産で状況が変わったのに、保障が合っているか分からない」「相談したいけれど、強引に勧められそうで怖い」——保険の見直しを考えたとき、こんな理由で先延ばしにしていませんか。
保険がむずかしいのは、商品数が多すぎて自分だけでは比べきれないからです。しかも保険は「安ければいい」ものではありません。必要な保障が抜けていれば意味がなく、逆に不要な保障に払い続けていればもったいない。この見極めは、知識と時間の両方を必要とします。
そこで選択肢になるのが、複数の保険会社の商品をまとめて扱う「保険の相談窓口」です。1社ごとに問い合わせる手間が省け、横並びで比べられます。ポイントは、①相談方法が自分の生活に合うか → ②取扱保険会社の数は十分か → ③担当者や比較の進め方に納得できるかという3つの順番で見ることです。
このページでは、店舗・訪問・電話・オンラインと相談方法を選べる保険見直し本舗、全国700店舗以上の規模を持つほけんの窓口、独自システムで比較を見える化する保険クリニックの3社を、店舗数・取扱社数・相談方法など多角的に比較しました。
なお、掲載している情報は記事作成時点のものです。店舗数・取扱保険会社数・サービス内容は変更される場合がありますので、ご利用の際は必ず各公式サイトで最新情報をご確認ください。また、本ページは特定の保険商品をおすすめするものではありません。
保険の無料相談窓口3社 徹底比較表
| 比較項目 | 保険見直し本舗 | ほけんの窓口 | 保険クリニック |
|---|---|---|---|
| 相談料(税込) | ◎何度相談しても0円で利用可能 | ◎来店もオンラインも0円で相談 | ◎何度でも0円と明記されている |
| 全国の店舗数 | 〇全国370店舗以上を展開 | ◎全国700店舗以上と最大規模 | 〇全国300店舗達成を公表 |
| 取扱保険会社数 | ◎45社以上の中から提案 | 〇40社以上・300商品以上から選定 | ◎約50社(店舗により異なる) |
| 相談方法の選択肢 | ◎店舗・訪問・電話・オンライン | 〇来店・オンライン・電話に対応 | 〇来店とオンラインの2通り |
| 担当者の継続性 | ◎家族ごとに専属アドバイザーが担当 | 〇店舗のスタッフが対応する形 | 〇研修を受けたコンサルタントが対応 |
| 比較を見える化する仕組み | 〇アドバイザーが組み合わせを提案 | 〇セカンドオピニオン宣言を掲げる | ◎保険IQシステムで客観的に比較 |
| 保険以外のサポート | 〇将来の資産形成の相談にも対応 | ◎証券おまとめやNISA相談も用意 | 〇保険シミュレーターを無料公開 |
| 電話受付の時間帯 | ◎土日祝も平日と同じ9時から18時 | 〇土日祝は17時半までと短くなる | ◎9時から19時まで受け付け |
| 公式サイト | 公式サイトへ | 公式サイトへ | 公式サイトへ |
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保険相談窓口の仕組みと基礎知識
- 今回紹介する3社はいずれも「乗合代理店(のりあいだいりてん)」と呼ばれる形態です。1社の保険だけを扱う専属代理店とは違い、複数の保険会社と契約を結び、横並びで比較しながら提案できるのが特徴です。
- 気になるのが「なぜ無料なのか」という点でしょう。答えはシンプルで、代理店は保険会社から支払われる契約手数料を収益としているためです。保険クリニックは公式サイトでこの仕組みを明記しています。
- つまり相談者が費用を負担しない代わりに、契約が成立したときに保険会社から代理店へ手数料が入る構造です。この前提を知っておくと、提案を受けるときの見方が変わります。
- 相談窓口で対応するのは「保険募集人」と呼ばれる資格者です。生命保険・損害保険それぞれに業界共通の試験があり、合格して登録した人だけが募集活動を行えます。
- 相談の一般的な流れは、①今の保障内容と家計・家族構成のヒアリング → ②必要保障額の整理 → ③複数社の商品を比較して提案 → ④申し込み手続き、という4ステップです。
- 初回の相談時間はおおむね1〜2時間程度が目安とされています。保険クリニックのように30分の短時間相談を用意しているところもあります。
- 相談したからといって契約する義務はありません。「その場で決めない」「持ち帰って考える」は当然の選択肢であり、無理な勧誘をしないと明示している窓口も増えています。
- 取扱保険会社数が多いほど選択肢は広がりますが、数が多ければよいとは限りません。自分に必要な分野(医療・死亡・就業不能・学資など)でしっかり比較できるかのほうが重要です。
自分に合う相談窓口の選び方
- まず決めたいのが相談方法です。近くに店舗があるなら来店、小さな子どもがいて外出しづらいなら訪問やオンライン。ここが合わないと、そもそも継続して相談できません。
- 次に、同じ担当者に継続して見てもらいたいかを考えましょう。ライフイベントごとに見直すつもりなら、担当が固定される仕組みのほうが説明の手間が省けます。
- 取扱保険会社数は「多いほうが安心」という程度の目安に留め、実際には自分が検討したい分野の商品が揃っているかを確認するほうが実務的です。
- 比較の進め方も見ておきたい点です。担当者の説明だけで進むのか、システムやシートで客観的に見える化してくれるのか。数字で確認したいタイプなら後者が向いています。
- 予約のしやすさも侮れません。土日しか時間が取れないなら、土日祝の受付時間を必ず確認しましょう。窓口によって平日と土日で終了時刻が変わります。
- 保険以外の相談ができるかどうかも判断材料になります。NISAや資産形成まで視野に入れたいなら、その分野に対応している窓口を選ぶと一度で済みます。
- 相談前には、今加入している保険の証券を手元に用意しておきましょう。現状が分からないと比較のしようがないため、これがあるだけで相談の質が大きく変わります。
- 複数の窓口で話を聞くのも有効です。同じ条件を伝えて提案を比べれば、その担当者がどこまで自分の事情を汲んでくれるかが見えてきます。
相談前に確認しておきたい注意点
- 相談窓口は保険会社そのものではなく代理店です。取り扱っていない保険会社の商品は提案されないため、比較の範囲には限りがあることを理解しておきましょう。
- 取扱保険会社数は店舗によって異なる場合があります。公式サイトの数字は全社ベースであり、訪問した店舗で全商品を扱っているとは限りません。
- 提案された内容はその場で決めず、一度持ち帰って検討することをおすすめします。急かされる雰囲気があれば、それ自体が判断材料になります。
- 契約前には必ず「契約概要」「注意喚起情報」「ご契約のしおり・約款」に目を通してください。保障の対象外となる条件(免責事項)は特に重要です。
- 健康状態によっては加入できない、または条件が付く場合があります。告知は正確に行いましょう。事実と異なる告知は、いざというときに保険金が支払われない原因になります。
- 現在加入中の保険を解約して乗り換える場合は注意が必要です。解約返戻金が減る、新しい保険の免責期間が発生するなど、不利になるケースもあります。
- 保険料の払い込みが困難になったときの選択肢(払済保険への変更、減額など)も、加入前に確認しておくと安心です。
- 店舗数・取扱保険会社数・サービス内容は変更される場合があります。この記事の情報も記事作成時点のものですので、最終判断は必ず公式サイトの最新情報で行ってください。
保険見直し本舗

出典:保険見直し本舗公式サイト
サービスの特徴
- 株式会社保険見直し本舗が運営する保険相談サービスです。全国370店舗以上を展開し、契約実績は120万件を突破。毎月1万人以上の相談に対応していると公表されています。
- 最大の特徴が相談方法の選択肢の広さです。店舗での来店相談、希望の場所への訪問相談、電話相談、オンライン相談の4通りに対応しています。
- しかも組み合わせが自由です。「初回は店舗で顔を合わせて、2回目以降はオンラインで」といった使い分けができるため、忙しい人でも継続しやすい設計になっています。
- 取扱保険会社は45社以上。生命保険・損害保険・少額短期保険まで幅広くカバーし、複数社の商品を組み合わせた提案が可能です。
- 結婚、出産、住宅購入、子どもの進学といったライフイベントごとの見直しにも対応。人生の節目で相談できる窓口として設計されています。
専属アドバイザー制という仕組み
- この会社ならではの仕組みが専属アドバイザー制です。お客さまのご家族ごとに担当アドバイザーが決まり、ご家族の保険を一括して管理してもらえます。
- 担当が固定されるメリットは大きく、相談のたびに一から事情を説明し直す必要がありません。過去の経緯を分かってくれている人に相談できる安心感があります。
- アドバイザーは、業界共通試験に加えて社内の特別試験に合格したプロのみが担当すると案内されています。
- 女性専属アドバイザーの指名も可能です。女性特有の保障や、話しづらい内容を相談したい方にとって、選べること自体が安心材料になります。
- 公式サイトのお客様の声には「わかりやすく何度も説明してもらえた」「同じ母親という立場でアドバイスしてくれた」といった声が掲載されています。
相談料・受付体制
- 相談料は何度相談しても無料。契約の有無にかかわらず費用は発生しません。
- 受付時間は平日・土日祝ともに9:00〜18:00。曜日によって受付時間が変わらないため、平日に時間が取れない方でも予定を立てやすい構成です。
- フリーダイヤルは0120-330-526。Webの申込フォームからも無料相談を予約できます。
- 相談したからといって契約する必要はなく、お客さまの要望を優先し無理な勧誘は行わないと明示されています。
- 万が一の備えだけでなく、将来のための資産形成についても相談できる体制が案内されています。
おすすめポイント
- 店舗・訪問・電話・オンラインの4通りから選べる柔軟さ。3社の中でもっとも相談方法の幅が広く、生活スタイルに合わせやすい設計です。
- 専属アドバイザー制で担当が固定されるため、家族の保険をまとめて管理してもらえます。見直しのたびに説明し直す手間がありません。
- 取扱保険会社は45社以上。幅広い選択肢の中から組み合わせを提案してもらえます。
- 土日祝も平日と同じ9:00〜18:00で受付。週末しか時間が取れない方でも予定を組みやすいのは実用的なメリットです。
- 女性専属アドバイザーの指名が可能。相談相手を選べることは、初めての方にとって大きな安心につながります。
ほけんの窓口

出典:ほけんの窓口公式サイト
サービスの特徴
- 来店型保険ショップの代表格として広く知られる存在です。全国700店舗以上で相談予約ができ、3社の中で最大の店舗網を持っています。
- ショッピングモールや駅前など生活動線上に店舗があるケースが多く、買い物のついでに立ち寄れる手軽さがあります。
- 取扱いは40社以上・300商品以上。生命保険から損害保険まで、幅広いカテゴリをカバーしています。
- 相談方法は来店・オンライン・電話の3通り。自宅から動かずに相談したい方にはオンライン相談が用意されています。
- 相談料はもちろん無料で、予約時にも料金は発生しません。
3つのお約束という考え方
- 同社は「3つのお約束」を掲げています。1つめが「300の保険から選定宣言」——複数社の商品から最適なものを提案するという姿勢です。
- 2つめが「保険のセカンドオピニオン宣言」。すでに加入している保険についても、他社商品を含めた透明性のある情報提供を行うという考え方です。
- 3つめが「たのしく保険がわかる宣言」。専門用語が多くなりがちな保険を、分かりやすく説明することを重視しています。
- この3つは、そのまま「相談窓口に何を期待していいか」の目安になります。今の保険が適切か知りたいだけという使い方も歓迎されている、と読み取れます。
- 保険証券をまとめて管理できる「保険証券おまとめサービス」も用意されており、複数社に分散した契約を整理したい方に向いています。
予約方法・受付時間
- 電話予約はフリーダイヤル0120-001-263。受付は平日9:00〜19:00、土日祝9:00〜17:30です。
- Webからは店舗検索と予約、オンライン相談の予約サイトから申し込めます。近くの店舗を探してそのまま予約できる導線です。
- 平日は19時まで受け付けているため、仕事帰りに電話で予約したい方には使いやすい時間設定です。
- ファイナンシャル・プランナーによる無料相談も提供されています。保険にとどまらない家計全体の相談をしたい方に向いています。
- 一部店舗ではNISAの相談にも対応しています。保険と資産形成をあわせて考えたい方は、対応店舗かどうかを事前に確認しましょう。
おすすめポイント
- 全国700店舗以上という圧倒的な店舗網。近所に店舗が見つかりやすく、来店のハードルがもっとも低い選択肢です。
- 40社以上・300商品以上から選定。商品数まで公表しているのは、比較の幅を重視する方には分かりやすい指標です。
- 「セカンドオピニオン宣言」を掲げており、今の保険が適切か確認したいだけという相談もしやすい雰囲気があります。
- 保険証券おまとめサービスで、複数社に分かれた契約を整理できます。何に入っているか分からない状態の解消に役立ちます。
- NISA相談に対応する店舗もあり、保険と資産形成をまとめて相談できる可能性があります。
保険クリニック

出典:保険クリニック公式サイト
サービスの特徴
- 株式会社アイリックコーポレーションが運営しています。同社は東京証券取引所グロース市場に上場しており、運営体制の透明性という点で安心材料があります。
- 店舗は全国300店舗を達成。取扱保険会社は約50社で、3社の中でもっとも多い水準です(店舗により異なる場合があります)。
- 相談は来店とオンラインの2通り。Webから予約でき、受付時間は9:00〜19:00、フリーダイヤルは0120-366-929です。
- 相談料は何度でも無料。公式サイトでは保険代理店として保険会社からの契約手数料を収益としていることが明記されており、無料の理由が分かるようになっています。
- 相談時間の目安は1〜2時間程度。まとまった時間が取りづらい方向けに30分相談も用意されています。
保険IQシステムという独自の仕組み
- 最大の特徴が独自開発の「保険IQシステム」です。複数の保険会社の商品から、相談者の意向に沿った商品を客観的に導き出すためのシステムです。
- すでに38万人以上が利用しており、担当者の経験や感覚だけに頼らない提案ができる点が他社との違いになっています。
- あわせて「まるわかりシート」が用意されており、複雑になりがちな保障内容を並べて比較できます。数字で納得したいタイプの方に向いています。
- コンサルタントは約3か月の研修を経て配置されると案内されています。「わかりやすく、丁寧な説明」をモットーに掲げ、無理な勧誘は行わない方針です。
- 公式サイトでは「保険シミュレーター」も公開されており、最短10秒で自分に合った保険と保険料の目安を確認できます。相談前の下調べに使えます。
評価・実績
- 株式会社DRCによるインターネット調査(2026年3月)で「おすすめしたい保険ショップNo.1」を獲得。4年連続でのランキング1位と公表されています。
- この調査は、ショップ型の保険代理店で過去5年以内に保険加入した方を対象に、「友人や家族に勧める可能性」を10段階で尋ねた結果に基づくものです。
- つまり「使ってみて、人に勧めたいと思えたか」という視点の評価であり、単なる知名度ランキングとは性質が異なります。
- 上場企業が運営していることに加え、こうした第三者調査の結果を根拠つきで公開している点は、透明性を重視する方には評価しやすいポイントです。
- 店舗によって取扱保険会社が異なる場合があるため、特定の会社の商品を検討したい場合は事前に問い合わせておくと確実です。
おすすめポイント
- 保険IQシステムで比較を見える化。担当者の主観だけでなく、システムを通じた客観的な絞り込みができるのは3社の中で唯一の強みです。
- 取扱保険会社は約50社と最多水準。選択肢の広さを重視する方に向いています。
- 東証グロース市場上場企業が運営。運営体制の透明性を気にする方には安心材料になります。
- 「おすすめしたい保険ショップNo.1」を4年連続で獲得(株式会社DRC調べ・2026年3月)。調査の根拠まで公開されています。
- 30分相談や保険シミュレーターなど、気軽に始められる入口が用意されているのも使いやすいところです。
よくある質問
本当に無料なのですか? あとから費用を請求されませんか?
相談自体は無料で、契約の有無にかかわらず費用は発生しません。仕組みとしては、代理店が保険会社から受け取る契約手数料を収益としているためです。保険クリニックは公式サイトでこの点を明記しています。ただし「無料だから何度でも気軽に」と考えてよい一方、代理店は取り扱っている保険会社の商品しか提案できないという前提は理解しておきましょう。
相談したら契約しなければいけませんか?
いいえ、その必要はありません。3社とも無理な勧誘は行わない方針を示しており、「今の保険が適切か確認したいだけ」という相談も受け付けています。提案された内容は一度持ち帰り、家族と相談してから決めるのが安全です。もし急かされるような雰囲気があれば、それ自体が相性を判断する材料になります。
相談に行くとき、何を持っていけばいいですか?
いちばん重要なのは、現在加入している保険の証券です。これがないと今の保障内容が分からず、比較のしようがありません。あわせて、家計の収支がざっくり分かるもの(家賃・住宅ローン・毎月の生活費など)、家族構成とそれぞれの年齢、勤務先の福利厚生や公的保障の情報があると、より具体的な話ができます。まずは証券だけでも用意しておきましょう。
今入っている保険を解約して乗り換えたほうがいいですか?
一概には言えません。乗り換えによって保障が充実したり保険料が下がったりする場合もありますが、逆に不利になることもあります。たとえば、解約返戻金が想定より少ない、新しい保険に免責期間がある、年齢が上がって保険料が高くなる、健康状態によって加入できないといったケースです。乗り換えを検討する際は、必ず新旧の条件を並べて比較し、新しい保険の契約が成立してから解約するという順番を守りましょう。
複数の窓口で相談してもいいのでしょうか?
問題ありません。むしろ、同じ条件を伝えて複数の窓口から提案を受けると、比較の材料が増えます。窓口ごとに取扱保険会社が異なるため、提案される商品も変わってきます。また、担当者との相性や説明の分かりやすさも比べられます。ただし、あまり多くの窓口を回ると情報が混乱するため、2社程度に絞るのが現実的です。
お役立ちコラム
見直しのタイミングは「保険料」ではなく「ライフイベント」で決まる
保険の見直しというと「保険料を下げること」だと考えられがちですが、実際に見直すべき本当のタイミングは生活が変わったときです。
代表的なのが、就職、結婚、出産、住宅購入、子どもの独立、退職の6つ。それぞれで必要な保障の中身がまったく変わります。たとえば結婚して家族ができれば、自分に万が一のことがあったときに残される人のための保障が必要になります。逆に子どもが独立すれば、大きな死亡保障はもう要らないかもしれません。
住宅購入も見落とされがちな節目です。住宅ローンを組むと団体信用生命保険(団信)に加入するのが一般的で、契約者に万が一のことがあればローン残債が完済されます。つまり住居費の分の保障が別途確保されたことになり、それまでの死亡保障が過剰になっている可能性があります。
逆に言えば、こうした節目がないまま10年経っている保険は、加入当時の生活を前提にしたままということです。保険料が高いか安いかの前に、「今の生活に合っているか」を一度確認してみる価値があります。
相談の質を上げる、たった一つの準備
保険相談に行って「なんとなく提案されたものに納得できなかった」という経験はありませんか。その原因の多くは、準備不足にあります。
準備といっても難しいことではなく、「何にいくら使っているか」をざっくり把握しておくだけで十分です。毎月の手取り、家賃または住宅ローン、食費、教育費、貯蓄額。この5つが分かっていれば、担当者は現実的な提案ができます。
もう一つ有効なのが、「何が一番不安か」を言葉にしておくことです。入院したときの費用が心配なのか、働けなくなったときの収入が心配なのか、子どもの教育費なのか。不安の中身によって、優先すべき保障はまったく違います。
そして忘れてはいけないのが、公的保障の存在です。健康保険には高額療養費制度があり、医療費の自己負担には月ごとの上限があります。会社員なら傷病手当金や遺族厚生年金もあります。公的保障で足りない部分を民間保険で補う——この順番を意識すると、必要以上の保険に入らずに済みます。相談時に「公的保障を踏まえるとどうなりますか」と聞いてみると、担当者の力量も見えてきます。
担当者との相性を見分ける3つのチェックポイント
保険は長い付き合いになる商品です。だからこそ、商品そのものと同じくらい誰に相談するかが結果を左右します。相性を見分けるポイントを3つ挙げます。
1つめは、こちらの話を聞く時間と、提案する時間のバランスです。最初から商品説明が始まる担当者より、家族構成や不安の中身をじっくり聞いてくれる担当者のほうが、結果的に納得できる提案にたどり着きます。
2つめは、デメリットを説明してくれるか。どんな保険にも、保障されない条件や向かないケースがあります。「この保険はこういう人には向きません」と言える担当者は信頼できます。良いことしか言わない提案は、いったん保留にしましょう。
3つめは、「今のままでいい」と言えるかどうか。見直しの結果、変更しないほうがよいという結論もあり得ます。それを正直に伝えてくれるかどうかは、大きな判断材料です。
なお、担当者との相性を重視するなら、担当が固定される仕組みかどうかも確認しておくとよいでしょう。保険見直し本舗のように専属アドバイザー制を取っている窓口なら、一度良い担当者に出会えれば長く相談を続けられます。合わないと感じたら、担当変更を申し出るか別の窓口を試すのも当然の選択です。
まとめ
今回は、相談方法の柔軟さと専属アドバイザー制が特徴の保険見直し本舗、全国700店舗以上の店舗網を持つほけんの窓口、独自システムで比較を見える化する保険クリニックの3社を比較しました。
整理すると、訪問やオンラインも使いたい・同じ担当者に長く見てほしいなら保険見直し本舗、近所の店舗で気軽に相談したいならほけんの窓口、数字とシステムで客観的に比較したいなら保険クリニックという住み分けになります。3社とも相談料は無料なので、「どこが一番か」ではなく「自分の相談スタイルに合うか」で選ぶのが正解です。
保険は、加入したら終わりではなく、生活の変化に合わせて調整していくものです。だからこそ、一度きりの相談で完結させるのではなく、これから何度も相談できる窓口かどうかという視点で選ぶことをおすすめします。
相談前には、今加入している保険の証券を用意し、「何が一番不安か」を一言でいいので整理しておいてください。それだけで相談の密度は大きく変わります。そして提案を受けたら、その場で決めずに一度持ち帰る。この2つを守れば、納得のいく見直しに近づけます。
最後に大切な点です。店舗数・取扱保険会社数・サービス内容・受付時間は変更される場合がありますので、ご利用の際は必ず各公式サイトで最新情報をご確認ください。また、実際に契約される際は「契約概要」「注意喚起情報」「ご契約のしおり・約款」を必ずご確認のうえ、ご自身の判断でお決めください。
※本ページの情報は記事作成時点で各公式サイトに掲載されていた内容をもとにまとめたものです。本ページは保険相談サービスを比較・紹介するものであり、特定の保険商品の加入を推奨するものではありません。店舗数・取扱保険会社数・サービス内容・受付時間は変更される場合があり、取扱保険会社は店舗によって異なる場合があります。保険の加入・見直しにあたっては、必ず各社の「契約概要」「注意喚起情報」「ご契約のしおり・約款」をご確認のうえ、ご自身の責任でご判断ください。
