
「新しい車がほしいけれど、まとまった頭金を用意できない」「車検や税金が来るたびに大きな出費でつらい」「カーリースって結局トクなの、損なの?」——マイカーを持つかどうかで、こんな迷いを感じたことはありませんか。
カーリースがわかりにくいのは、同じ「月額◯円〜」でも、その中に何が入っているかが会社ごとに違うからです。税金だけ含まれる会社、車検やメンテナンスまで含まれる会社、さらに任意保険まで含まれる会社。ここを見ずに金額だけ並べても、正しい比較にはなりません。
だから押さえたい順番はシンプルです。①月額に何が含まれ、何が含まれないかを確認する → ②契約期間と、満了後に車がもらえるかを確認する → ③走行距離制限と中途解約の条件をチェックする。この3ステップで見ていけば、自分に合うサービスが見えてきます。
このページでは、月額5,500円からという価格が魅力のニコノリ、契約期間の自由度と「車がもらえる」仕組みが特徴のカーリースカルモくん、任意保険まで月額に含まれるKINTOの3社を、料金・含まれる費用・契約後の選択肢など多角的に比較しました。
なお、掲載している情報は記事作成時点のものです。料金・プラン内容・キャンペーンは変更される場合がありますので、お申し込みの際は必ず各公式サイトで最新情報をご確認ください。価格はすべて税込表記です。
はじめに:カーリースを検討するうえでの前提
カーリースは所定の審査があり、結果によってはご利用いただけない場合があります。また、多くのサービスで走行距離の上限が設定されており、原則として契約期間中の中途解約はできません(所定の解約金が必要な場合があります)。返却時には原状回復費用が発生することもあります。月額料金に含まれない費用(ガソリン代・駐車場代・高速代など)もありますので、契約前に必ず条件をご確認ください。
新車カーリース3社 徹底比較表
| 比較項目 | ニコノリ | カルモくん | KINTO |
|---|---|---|---|
| 月額料金の目安(税込) | ◎軽自動車が月額5,500円から | 〇軽自動車が月額14,190円から | 〇シエンタで月額22,110円から |
| 月額に任意保険が含まれるか | 〇任意保険は別途加入が必要 | 〇任意保険はオプション扱い | ◎手厚い自動車保険まで月額に込み |
| 選べる車種の幅 | ◎国産全メーカー全車種に対応 | ◎国産8メーカーと中古車も選べる | 〇トヨタとレクサスとスバルが対象 |
| 契約満了後に車がもらえるか | ◎もらえるプランを選択できる | ◎7年以上の契約で車がもらえる | 〇満了後は返却するのが基本 |
| 契約期間の柔軟さ | 〇プランに応じて期間を設定する | ◎1年から11年まで細かく選べる | 〇新車は3年5年7年から選ぶ |
| 中途解約のしやすさ | 〇原則として中途解約はできない | 〇原則として中途解約はできない | ◎解約金フリープランなら追加費用なし |
| 納車までのスピード | ◎即納車を常時100台以上確保 | 〇車種や在庫状況によって変わる | 〇納期目安は3か月程度から |
| 整備・サポートの体制 | ◎全国の工場網と365日の相談窓口 | 〇オンライン中心で手続きが完結 | ◎メーカー系の正規販売店が対応 |
| 公式サイト | 公式サイトへ | 公式サイトへ | 公式サイトへ |
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カーリースの仕組みと基礎知識
- カーリースとは、リース会社が購入した車を、月々定額で借りて乗る仕組みです。契約期間終了後の車の価値(残価)をあらかじめ差し引くため、購入するより月々の負担を抑えやすくなります。
- この「残価」の考え方が、カーリースが安く見える理由です。車両価格から残価を引いた分だけを月々で支払うため、同じ車でもローンより毎月の金額は下がる傾向があります。
- 月額料金に含まれるのは、多くの場合車両代金・自動車税(種別割)・自賠責保険料・登録諸費用です。ここまではほぼ共通と考えてよいでしょう。
- 差が出るのが車検代とメンテナンス費用です。標準で含む会社、オプションのメンテナンスプランで追加する会社、そもそも含まない会社があります。
- さらに大きな違いが任意保険(自動車保険)です。多くのカーリースでは別途加入が必要ですが、月額に含むサービスもあります。年間数万円の差になるため、総額比較では見逃せません。
- ほぼすべてのカーリースには走行距離の上限が設定されています。超過すると精算金が発生することがあるため、年間の走行距離を事前に見積もっておきましょう。
- 原則として契約期間中の中途解約はできません。やむを得ず解約する場合は残りの期間分に相当する違約金が必要になるのが一般的です。
- 契約満了時の選択肢は会社によって異なります。返却・乗り換え・延長・買取のほか、そのまま車がもらえるプランを用意しているサービスもあります。
失敗しないカーリースの選び方
- 最初にやるべきは「月額に何が含まれるか」の確認です。安く見える月額でも、車検やメンテナンスが別なら結局あとから支払うことになります。含まれる費用まで並べて比べましょう。
- 次に任意保険を含めた総額で考えてください。月額に保険が含まれるサービスは表示金額が高く見えますが、別途保険料を払う前提で計算すると差が縮まることがあります。
- 年間の走行距離を見積もりましょう。通勤で毎日使うのか、週末だけなのかで必要な上限は変わります。上限を超えると超過精算が発生するため、余裕を持った設定が安心です。
- 契約期間は「何年乗るか」だけでなく「何年後に生活が変わりそうか」で考えると失敗しにくくなります。転勤や家族構成の変化が読めない場合は、中途解約の条件が緩いサービスを選ぶ価値があります。
- 契約満了後にどうしたいかも先に決めておきましょう。乗り換えていきたいなら返却型、長く乗りたいならもらえる型が向いています。
- 納車のタイミングも要チェックです。人気車種は数か月待ちになることもあるため、急いでいるなら即納車の在庫があるサービスを選ぶのが確実です。
- ボーナス月加算の有無も確認を。表示されている月額にボーナス月の加算が前提となっている場合があり、年間の支払総額が変わってきます。
- 審査は必ずあります。結果によっては利用できない場合もあるため、複数社に仮審査を出して比較するのも現実的な進め方です。
契約前に確認しておきたい注意点
- カーリースは所定の審査があります。「審査に通りやすい」と案内されているサービスでも、必ず通るわけではない点は理解しておきましょう。
- 走行距離の上限を超えた場合、契約終了時に超過分の精算金が発生することがあります。年間の走行距離は多めに見積もっておくのが安全です。
- 返却が前提のプランでは、キズやへこみ、内装の汚れなどに対して原状回復費用を請求される場合があります。日々の扱い方が最終的な負担に影響します。
- カスタマイズには制限があるのが一般的です。返却を前提とする場合、社外パーツの取り付けや改造が認められないことがあります。
- 月額料金に含まれないものを整理しておきましょう。ガソリン代・駐車場代・高速料金・任意保険(含まないサービスの場合)は自己負担です。
- ボーナス月加算がある場合、月々の表示額とは別に年2回のまとまった支払いが発生します。家計の見通しに影響するため必ず確認を。
- 「もらえる」プランは、通常より契約期間が長くなる設計になっているのが一般的です。途中で乗り換えたくなる可能性も含めて検討しましょう。
- 料金・プラン内容・キャンペーンは時期によって変わります。この記事の情報も記事作成時点のものですので、最終判断は必ず公式サイトの最新情報で行ってください。
ニコノリ
出典:ニコノリ公式サイト
サービスの特徴
- 全国に数万台の車を保有する「ニコニコレンタカー」の運営会社が手がける新車カーリースです。レンタカー事業で培った仕入れ力が、そのままリース料金の安さにつながっています。
- 取り扱いは国産全メーカー・全車種に対応。軽自動車からコンパクト、ミニバン、SUVまで幅広く選べます(高級車・トラック・商用車など一部取り扱いのない車種があります)。
- 強みのひとつが納車の早さです。即納車を常時100台以上確保しており、全国150か所以上の自動車メーカー・カーディーラーとの提携によって、優先的な納期での提供を実現しています。
- 月額料金には車検・自動車税・オイル交換が含まれています。さらに手厚いメンテナンスを希望する場合は、追加のメンテナンスプランを選べます。
- 実績面ではオリコオートリース販売実績で3年連続No.1(2022〜2024年)を公表しています。
料金・プラン
- 最安はダイハツ ミライースの月額5,500円。頭金0円で新車に乗り始められる価格設定です(ボーナス月加算があります)。
- 人気の軽自動車では、スズキ ハスラー7,700円、ホンダ N-BOX8,800円、スズキ スペーシア8,800円、ダイハツ タフト8,800円、ダイハツ タント9,900円、ダイハツ ムーヴキャンバス9,900円という水準です。
- コンパクトカーはトヨタ ルーミー11,000円、ホンダ フィット11,000円、スズキ スイフト11,000円、マツダ MAZDA2 11,000円。1万円台前半から普通車も狙えるのは大きな魅力です。
- メンテナンスプランは2種類。ライトプラン月々2,200円〜(法定点検・オイルエレメント交換・ワイパーゴム交換・ブレーキパッド交換など消耗品の交換込み)、バリュープラン月々3,300円〜(ライトプランにタイヤ4本とバッテリー交換がセット)です。
- 契約満了時は、もらえるプランなら車がそのまま自分のものに。それ以外でも返却して新車に乗り換え、期間を延長、買い取り、返却して終了から選べます。
申し込み・サポート
- 日本全国47都道府県に対応。審査や契約の手続きはメールや郵送で完結するため、自宅にいながら新車が届きます。
- 提携しているリース会社が3社あるため、一般的なカーリースより審査の選択肢が広いと案内されています(ただし審査結果によっては利用できない場合があります)。
- 仮審査は最短で当日に連絡が届きます。申し込みと同時に契約が確定することはないため、まず条件を確認したいという段階でも使えます。
- 引越しや転勤をした場合も、全国13,772か所のメンテナンス工場から近い拠点を案内してもらえます。国土交通省が認定する整備工場が対応します。
- 専用カスタマーセンターを年中無休で設置。365日、電話とLINEで相談できる体制が整っています(0120-916-618/9:00〜19:00)。
おすすめポイント
- 月額5,500円からという価格は3社の中で群を抜いています。とにかく月々の負担を抑えたい方には有力な選択肢です。
- 即納車を常時100台以上確保。急いで車が必要な場面でも待たされにくいのは大きな強みです。
- 国産全メーカー・全車種対応なので、乗りたい車が決まっている方でも探しやすい構成です。
- ライト・バリューの2段階メンテナンスプランで、どこまで任せるかを自分で選べます。
- 365日の電話・LINE相談窓口と全国の整備工場網。契約後のサポート体制が手厚く整っています。
カーリースカルモくん
サービスの特徴
- ナイル株式会社が運営するネット完結型のカーリースです。店舗に足を運ぶ必要がなく、車選びから審査、契約までオンラインで進められます。
- 最大の特徴が契約期間を1年から11年まで細かく設定できること。期間が長いほど月額は下がる仕組みで、予算に合わせた調整がしやすくなっています。
- もうひとつの目玉が「もらえるオプション」。7年以上の契約なら、契約満了時に車がそのまま自分のものになります。返却時の原状回復や超過精算を気にしなくてよいのは大きな安心材料です。
- 取り扱いはトヨタ・日産・ホンダ・マツダ・スバル・スズキ・ダイハツ・三菱の国産8メーカー。軽自動車からミニバン、SUV、セダンまで幅広く、中古車のリースにも対応しています。
- 月額料金には税金や自賠責保険料が含まれます。頭金0円・ボーナス払い0円で、追加精算なしという設計です(駐車場代やガソリン代は自己負担です)。
料金・プラン
- 目安は月1万円台から。ダイハツ ミライースが月額14,190円〜、スズキ アルトが15,400円〜、ダイハツ ムーヴが17,380円〜という水準です。
- 日産 デイズ17,930円〜、ダイハツ タフト18,150円〜と、人気の軽自動車が1万円台後半で揃います。
- あらかじめ内容がセットされたプランも用意されています。「お手軽タイプ軽自動車」が月額14,960円〜、「安心快適タイプ軽自動車」が月額22,280円〜です。
- メンテナンスプランに加入すれば、車検費用も月額に含めることができます。どこまで定額にするかを自分で選べる設計です。
- 任意保険はオプション扱いのため、別途加入が必要です。総額を比べる際は保険料も合わせて計算しておきましょう。
申し込み・審査
- 「とりあえずのプランでおためし審査」という仕組みがあり、最短翌日に結果がわかります。まず通るかどうかを知りたい段階でも使いやすい設計です。
- 審査後に車種や契約内容をあとから変更できるのも特徴です。先に審査を済ませてからじっくり車を選ぶ、という進め方ができます。
- 申し込みから契約まで完全にオンラインで完結します。店舗に出向く時間が取れない方には効率的な進め方です。
- 新車だけでなく中古車のリースも扱っているため、予算をさらに抑えたい場合の選択肢も用意されています。
- 公式サイトには車種ランキング(価格が安い/人気/燃費が良い/ファミリー向け/女性向け/初心者向け)が用意されており、条件から絞り込みやすくなっています。
おすすめポイント
- 契約期間を1年から11年まで選べる柔軟さは3社で随一。ライフプランに合わせて月額を調整できます。
- 7年以上の契約で車がもらえるため、返却時の原状回復や走行距離の超過精算を気にせず乗れます。
- 最短翌日にわかるおためし審査。しかも審査後に車種を変更できるので、先に通るかどうかを確かめられます。
- 頭金0円・ボーナス払い0円・追加精算なし。毎月の支払いが読みやすい設計です。
- 新車に加えて中古車のリースも選べるので、予算重視の方にも選択肢があります。
KINTO

出典:KINTO公式サイト
サービスの特徴
- KINTO Corporationが運営するクルマのサブスクです。トヨタグループが手がけるサービスとして、メーカー系ならではの安心感があります。
- 最大の違いが任意保険(自動車保険)まで月額料金に含まれていること。税金・メンテナンス・車検費用に加え、手厚い補償の保険までコミコミという設計です。
- 任意保険が含まれるということは、等級に関係なく一律の月額で乗れるということでもあります。免許を取ったばかりの方や、等級が低い方にとってはメリットが大きくなります。
- 新車の対象はトヨタ・LEXUS・SUBARUの人気車種。中古車は対象地域限定でトヨタ車のみ提供されています。
- 車以外にも、モビリティマーケット、MOTORSPORT by KINTO、旧車コミュニティのVintage Club、おで活アプリのMy routeなど、カーライフを広げるサービスを展開しています。
料金・プラン
- プランは2種類。初期費用フリープランは初期費用0円で、契約者の約8割が選択しています。解約金フリープランは申込金として新車で月額5か月分相当(中古車は6か月分相当)が必要です。
- 契約期間は新車が3年・5年・7年から選択(レクサス車は3年のみ)。中古車は2年となっています。
- 月額の目安は、NEWシエンタが22,110円〜、クロストレックが33,330円〜、ランドクルーザー“FJ”が38,390円〜、フォレスターが41,360円〜、レヴォーグ レイバックが43,230円〜、NEWハリアーが44,330円〜です。
- 金額だけ見ると3社で最も高く見えますが、任意保険料が含まれている点を踏まえると、実質的な差は表示ほど大きくならないケースもあります。
- 公式サイトには車種ごとの納期目処が掲載されており(3〜4か月程度など)、いつ頃乗れるかを事前に把握できます。
中途解約・サポート
- 解約金フリープランなら追加費用なしでいつでも中途解約が可能です。転勤や生活の変化が読めない方にとって、これは他社にはない安心材料になります。
- 初期費用フリープランの場合も、所定の中途解約金を支払えば解約できます。「解約できない」ではないという点は押さえておきましょう。
- 整備はトヨタ・レクサス・スバルの正規販売店ネットワークが対応します。メーカー系のサービス体制をそのまま受けられるのは大きな利点です。
- 法人契約では中途解約が可能なため、事業状況の変化に合わせて社用車の台数を柔軟に調整できます。
- 車にかかる費用を月額に一本化できるため、家計や経費の見通しが立てやすくなるのもサブスク型ならではの利点です。
おすすめポイント
- 任意保険まで月額にコミコミ。等級に左右されないため、若い方や運転歴が短い方ほど恩恵が大きくなります。
- 解約金フリープランなら追加費用なしで中途解約可能。ライフプランが読めない方でも踏み出しやすい設計です。
- トヨタグループ運営という安心感と、正規販売店による整備ネットワーク。
- 車種ごとの納期目処が公開されているため、いつ乗れるかを事前に把握できます。
- 初期費用フリープランなら初期費用0円。まとまった資金を用意せずに始められます。
よくある質問
カーリースと購入(現金・ローン)はどちらがお得ですか?
一概には言えません。カーリースは残価を差し引くため月々の負担を抑えやすく、税金や車検の大きな出費がならされるという利点があります。一方、購入は最終的に車が資産として残り、走行距離やカスタマイズの制限もありません。「毎月の支出を平準化したい」「まとまった頭金を用意できない」ならリース、「長く乗る」「たくさん走る」「自由に改造したい」なら購入が向いています。なお、もらえるプランを選べばリースでも最終的に車は自分のものになります。
審査に自信がないのですが、申し込んでも大丈夫でしょうか?
カーリースには所定の審査があり、結果によっては利用できない場合があります。ただし、多くのサービスでは申し込みと同時に契約が確定することはなく、まず仮審査で結果を確認できる仕組みになっています。ニコノリは提携リース会社が3社あるため選択肢が広く、カルモくんは最短翌日にわかる「おためし審査」を用意しています。まずは仮審査で状況を確認してから判断するのが現実的な進め方です。
走行距離の制限を超えるとどうなりますか?
多くのカーリースでは走行距離の上限が設定されており、超過した場合は契約終了時に精算金が発生することがあります。1kmあたりいくら、という形で計算されるのが一般的です。対策としては、契約前に年間の走行距離を多めに見積もっておくこと。そしてもうひとつが、契約満了時に車がもらえるプランを選ぶことです。もらえるプランなら返却しないため、走行距離の超過精算という考え方自体がなくなります。
途中で解約したくなったらどうなりますか?
原則として、カーリースは契約期間中の中途解約ができません。やむを得ず解約する場合は、残りの期間分に相当する違約金が必要になるのが一般的です。ただしKINTOの「解約金フリープラン」のように、申込金を先に支払うことで追加費用なしの中途解約に対応しているプランもあります。転勤の可能性がある方や、数年先の生活が読めない方は、契約前に中途解約の条件を必ず確認しておきましょう。
任意保険は自分で入る必要がありますか?
サービスによって異なります。ニコノリとカルモくんは任意保険が月額に含まれないため、別途加入が必要です(オプションで用意されている場合もあります)。一方KINTOは、手厚い補償の自動車保険まで月額料金に含まれています。任意保険料は等級や年齢によって年間数万円の差が出るため、総額を比べるときは必ず保険料も含めて計算してください。とくに等級が低い方や若い方は、保険込みのサービスのほうが結果的に安くなることもあります。
お役立ちコラム
「月額◯円〜」の裏側にある3つのチェックポイント
カーリースの広告で目を引くのが「月額◯円〜」という表記です。ただ、この数字だけで比べると判断を誤ります。見るべきポイントは3つあります。
1つめがボーナス月加算の有無です。表示されている月額が、年2回のボーナス月加算を前提にしているケースがあります。加算があると月々は安く見えますが、年間の支払総額は変わりません。年間でいくら払うのかに換算して比べるのが確実です。
2つめがその金額に何が含まれるか。車両代と税金だけなのか、車検やメンテナンスまで入っているのか、さらに任意保険まで含むのか。含まれる範囲が違えば、同じ月額でも意味がまったく異なります。
3つめがその価格がどのグレード・車種のものかです。「月額5,500円〜」の「〜」は最安構成を指すのが普通で、実際に選びたい車種やオプションを足すと金額は変わります。
だから比較するときは、「乗りたい車種を決めて、必要なオプションを付けた状態の見積もり」で並べてください。この一手間で、本当に安いのがどこかがはっきりします。
「もらえるプラン」と「返却プラン」、どちらを選ぶべきか
カーリースを検討していると必ず出てくるのが、契約満了後に車をもらうか返すかという選択です。どちらが正解かは、あなたが車をどう使いたいかで決まります。
もらえるプランが向いている人は、1台を長く乗りたい方、走行距離が多い方、車をよく使う環境にある方です。返却しないため、走行距離の上限や原状回復費用を気にせずに済むのが最大の利点。小さな子どもがいて車内が汚れやすい、という家庭にも向いています。カルモくんなら7年以上の契約、ニコノリならもらえるプランを選ぶことで実現できます。
返却プランが向いている人は、数年ごとに新しい車に乗り換えたい方、最新の安全装備を使い続けたい方です。契約が終われば次の車へ、というサイクルを作れます。KINTOのように保険まで含まれるサービスなら、車にまつわる手続きをまとめて任せられます。
判断に迷ったら、「7年後、同じ車に乗っている自分が想像できるか」と考えてみてください。想像できるならもらえるプラン、できないなら返却プランや中途解約に対応したプランが現実的です。
車の維持費、実際いくらかかっているのか整理してみる
カーリースが自分に合うかを判断するには、まず今の維持費を把握するのが近道です。車を持つと、車両代以外に次のような費用がかかります。
毎年かかるもの:自動車税(種別割)、任意保険料。2年ごと(新車は初回3年)にかかるもの:車検費用、自賠責保険料、自動車重量税。随時かかるもの:オイル交換、タイヤ交換、バッテリー交換、消耗品の交換。毎月かかるもの:ガソリン代、駐車場代。
この中でカーリースが定額化してくれるのは、税金・自賠責・車検・メンテナンスの部分です。ガソリン代と駐車場代はどのサービスでも自己負担なので、そこは変わりません。
ポイントは、「大きな出費が突然来る」ことがなくなるという点にあります。車検の年に十数万円が飛んでいく、という状況が家計の負担になっているなら、定額化のメリットは金額以上に大きく感じられるはずです。
逆に、車検やメンテナンスを自分で手配して安く抑えられる方、走行距離が非常に多い方、長く乗り潰すつもりの方は、購入のほうが総額で有利になることもあります。自分の使い方を数字にしてみる——それが最初の一歩です。
まとめ
今回は、月額5,500円からという価格と即納力が魅力のニコノリ、契約期間の自由度と「車がもらえる」仕組みが強みのカーリースカルモくん、任意保険まで月額に含まれるKINTOの3社を比較しました。
整理すると、とにかく月々の負担を抑えたい・早く納車してほしいならニコノリ、契約期間を自由に決めたい・最後に車がほしいならカルモくん、保険込みで一本化したい・途中で解約する可能性があるならKINTOという住み分けになります。3社とも設計思想が違うので、「どこが一番安いか」ではなく「何を定額にしたいか」で選ぶのが正解です。
カーリースは数年単位の契約になるからこそ、月額の数字だけで決めると後悔につながりやすいサービスです。含まれる費用、走行距離、中途解約、満了後の選択肢——この4点を先に確認しておけば、判断は一気にラクになります。
気になるサービスが複数あるなら、まず仮審査を出して条件を比べてみるのも現実的です。多くのサービスで申し込みと同時に契約が確定することはないため、条件を見てから決められます。
最後に大切な点です。料金・プラン内容・キャンペーンは時期によって変わりますので、お申し込みの際は必ず各公式サイトで最新情報をご確認ください。審査結果によってはご利用いただけない場合もあります。
※本ページの情報は記事作成時点で各公式サイトに掲載されていた内容をもとにまとめたものです。価格はすべて税込表記で、表示されている月額は最安構成の目安です。車種・グレード・オプション・契約期間・走行距離設定によって金額は変わります。ボーナス月加算が設定されている場合があります。カーリースのご利用には所定の審査があり、結果によってはご利用いただけない場合があります。走行距離の上限、中途解約の条件、返却時の原状回復費用、月額に含まれない費用(ガソリン代・駐車場代・高速料金など)については、各公式サイトで必ずご確認ください。ニコノリの「業界最安」表記は同社調べ(調査年2026年)によるものです。

