CHOICE NOTE

迷った分だけ、良い選択が見えてくる。



PCスピーカー比較|デスク用おすすめ3選


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PCスピーカー3ブランドを徹底比較

パソコンで映画を観ていて、セリフが妙に聞き取りづらい。好きな曲を流しても、なんだかスカスカに聞こえる。オンライン会議で相手の声がこもって、何度も聞き返してしまう——。

その原因、たいていはスピーカーです。ノートPCやモニターの内蔵スピーカーは、薄い筐体に無理やり詰め込まれているので、どうしても低音が出ず、音がペラペラになりがち。外付けスピーカーをひとつ置くだけで、体感はガラッと変わります

とはいえ、いざ探し始めると数千円から数万円まで選択肢が多すぎて、どこで線を引けばいいのかわからない。「高いほうがいいのはわかるけど、自分にはどこまで必要?」というところで止まってしまう人は多いはずです。

そこでこのページでは、性格のはっきり違う3つのブランドを取り上げて、代表モデルの価格・音のスペック・接続方法・送料や返品といった買いやすさまで並べて比べてみました。数字はすべて各ブランドの公式サイトに掲載されている内容をもとにしています。気楽に読んでみてください。

まずは一覧で比較。3ブランドの立ち位置が一目でわかる

今回とりあげるのは、オーディオ専業ブランドPCオーディオの老舗PC周辺機器の世界的大手という3社です。同じ「デスクに置くスピーカー」でも、力を入れているところがまるで違います。

※表は横にスクロールできます。ブランド名をタップすると、そのブランドの詳しい説明までジャンプします。

比較項目エディファイアクリエイティブロジクール
代表モデルの価格23,980円M60(税込)/全4色展開20,799円Pebble X Plus(税込)15,000円Z407(税込・セール価格)
価格帯の目安5,980円〜上は58,980円まで(税込)2,280円〜上は41,800円まで(税込)3,960円〜上は33,900円まで(税込)
ラインナップの幅スピーカーだけで20機種以上。モニター系から本格派までPebbleシリーズ9機種にサウンドバーやゲーミングもスピーカーは4機種。定番を絞り込んだ構成
音のスペック表記Hi-Res Audio認証・LDAC対応・合計66W出力を公表2.1ch構成でピーク60W。USB DAC内蔵ピーク80W。DSPで低音と明瞭度を調整
接続方法の多さBluetooth 5.3/LDAC/USB-C/AUXに対応USB-C/Bluetooth 5.3/3.5mm/RCAとマイク入力までBluetooth/microUSB/3.5mmの3系統
送料の条件公式ストアは全国送料無料550円(税込)。1万円以上の購入で無料2,000円以上の注文で送料無料
返品のしやすさ受領後30日以内。返送料はお客様負担注文後のキャンセル・返品は不可。初期不良は1週間以内購入日から30日以内なら返品無料
保証・アフター全製品12カ月保証。公式ストア購入品が対象有料の延長保証で最大5年まで延ばせる限定ハードウェア保証。まず購入店での対応が基本
公式サイト公式サイトを見る公式サイトを見る公式サイトを見る

並べてみると、「音質にこだわるならエディファイア、価格の選択肢と機能の多さならクリエイティブ、手堅さと使い勝手ならロジクール」という住み分けがはっきりします。どれかひとつが全部で勝っているわけではないので、自分がデスクで何をしたいかから逆算するのが近道です。

スピーカーを足すと、デスクの何が変わる?

「別に内蔵スピーカーでも聞こえてるし……」と思っている人ほど、外付けにしたときの差に驚きます。変わるのは音量ではなく、音の情報量です。

  • 低音が出るようになる。薄型の内蔵スピーカーは箱の容積が足りず、そもそも低い音を鳴らせません。ちゃんとした箱に入ったスピーカーなら、ベースやドラムの土台が聞こえるようになります。
  • 声が聞き取りやすくなる。映画のセリフやオンライン会議の声は中音域。ここが自然に出るだけで、音量を上げなくても内容が頭に入ってきます。
  • 音の位置がわかるようになる。左右に離して置くと、楽器やゲームの効果音がどこから鳴っているのかが感じ取れます。ノートPCの内蔵では絶対に出せない部分です。
  • 長時間でも疲れにくい。無理に音量を上げなくて済むぶん、耳への負担が減ります。一日中デスクにいる人ほど効いてきます。
  • デスクの見栄えが良くなる。実用面だけでなく、木目調やカラー展開のあるモデルを選べば、デスク周りの雰囲気そのものが変わります。

ちなみに、いきなり数万円のモデルを買う必要はありません。1万円前後でも内蔵スピーカーとは別物になります。まずは予算を決めて、その中でいちばん条件が合うものを選ぶのが賢いやり方です。

失敗しないための3つのチェックポイント

スペック表を隅から隅まで読む必要はありません。実際に買ったあとで「しまった」となるポイントは、だいたい次の3つに集約されます。

  • ①置くスペースがあるか。これが一番の落とし穴です。音がいいモデルほど箱が大きくなります。モニターの横に置けるのか、サブウーファーを足元に置けるのか、机の奥行きは足りるのか。買う前にメジャーで測っておくと失敗しません。
  • ②手持ちの機器とつながるか。Bluetoothだけのモデルもあれば、USB-CやAUX(3.5mm)に対応しているモデルもあります。ゲーム機やテレビにもつなぎたいなら、有線の入力があるかを必ず確認しましょう。
  • ③音量や電源をどう操作するか。意外と毎日効いてくるのがこれ。本体のつまみ、手元のコントローラー、スマホアプリ、タッチパネルと方式はさまざまです。手が届く位置で音量を変えられるかを想像してみてください。

この3つを押さえたうえで、あとは予算と音の好みで選べば大きく外しません。逆にいうと、ここを見ずにレビューの点数だけで決めると、届いてから「机に載らない」「つながらない」といった悲劇が起きます。

2.0chと2.1ch、どっちを選べばいい?

商品ページでよく見かける「2.0ch」「2.1ch」という表記。ここを理解しておくと、選択肢が一気に絞れます。

  • 2.0ch=左右のスピーカー2本だけの構成。机の上で完結し、配線もシンプル。音楽をきれいに聴きたい人、デスクをすっきりさせたい人に向いています。低音は箱の大きさで稼ぐので、本体はやや大きめになりがちです。
  • 2.1ch=左右2本+サブウーファー1台の構成。低音専用の箱が別にあるので、左右のスピーカーを小さくできます。映画やゲームの迫力を求める人向け。ただしサブウーファーを床や机下に置くスペースが必要です。
  • 集合住宅なら音量に注意。2.1chの低音は床を伝わりやすいので、夜間はサブウーファーの音量を絞る、インシュレーターを敷くといった配慮があると安心です。
  • 迷ったら用途で決める。音楽と作業がメインなら2.0ch、映画とゲームがメインなら2.1ch。これがいちばんシンプルな判断基準です。

エディファイア|音質最優先ならまずここを見たい

EDIFIER M60

出典:EDIFIER Japan 公式サイト

まずは、オーディオひとすじのブランドから。EDIFIER(エディファイア)は1996年に北京で設立されたグローバルオーディオブランドで、30年以上にわたり音響技術の研究開発に取り組んできた会社です。公式サイトによると、現在は80カ国以上の国と地域に展開し、300以上の国際的な受賞歴を持っています。

日本のSTAX、米国Audezeと連携するオーディオ専業ブランド

おもしろいのは、他社との関係性です。公式サイトでは日本のSTAXや米国Audezeとの連携を通じて、革新的なオーディオ体験を提供し続けていますと説明されています。どちらも高級ヘッドホンの世界で知られる名前で、この座組みだけでも本気度が伝わってきます。

  • 日本法人はEdifier Japan株式会社(埼玉県富士見市)
  • 公式ストアではイヤホン・ヘッドホン・スピーカーを幅広く展開
  • スピーカーだけで20機種以上、5,980円から58,980円(税込)までカバー
  • AV Watchのレビューでは、上位機M90について「デスクトップ/ニアフィールドで使用したときのディテールの緻密さ、低域の制動のよさは十分納得できるレベル」と評価されている

代表モデルM60は23,980円。Hi-Res対応で全4色

デスク用として人気なのがM60(23,980円・税込)。ブラック/ホワイト/オーク/パープルの4色展開で、部屋の雰囲気に合わせて選べるのがうれしいところです。スペックもかなり詰まっています。

  • 合計66Wの高出力(中低域18W×2+高域15W×2)
  • Hi-Res Audio認証を取得。テキサス・インスツルメンツ製の高効率クラスDアンプと24bit/96kHz対応DSPを搭載
  • 1インチシルクドームツイーターと3インチアルミダイアフラムユニットの2ウェイ構成
  • 接続はLDAC/Bluetooth 5.3/USB-C/AUXに対応
  • サイズは100×168×147mmとコンパクト。付属のアルミスタンドが机からの音の反射を抑える
  • 操作はタッチパネルと専用アプリの両方に対応

スマホからワイヤレスで高音質に飛ばせるLDACに対応している点は、この価格帯では見逃せません。PCはUSB-Cでつなぎ、スマホはBluetoothで、という使い分けができます。

全国送料無料、12カ月保証、30日以内の返品対応

買いやすさの面でも整っています。公式ストアのトップページには送料無料・1年間保証・30日間返品返金対応と明記されています。

  • 公式ストアは全国送料無料。宅配便で3〜5日程度の配送(日時指定は不可)
  • 保証期間は購入日より12カ月。公式サイトでの直接購入品が対象
  • 返品は商品受領後30日以内。ただし品質欠陥による場合を除き、返送時の配送料はお客様負担
  • 交換は受領後15日以内。性能の欠陥・破損による交換はEdifierが往復送料を負担
  • 支払いはPayPal、クレジットカード、Shop Pay、Apple Pay、Google Pay、コンビニ決済に対応
おすすめポイント
  • 1996年設立のオーディオ専業ブランド。80カ国以上で展開し300以上の受賞歴
  • M60はHi-Res Audio認証+LDAC対応で、合計66Wの余裕ある出力
  • ブラック・ホワイト・オーク・パープルの4色から選べる
  • 公式ストアは全国送料無料。12カ月保証と30日以内の返品対応つき
  • 5,980円から58,980円まで、予算に合わせて選べる幅広いラインナップ

クリエイティブ|価格の選択肢と機能の多さが強み

Creative Pebble X Plus

出典:Creative 公式サイト

続いては、サウンドカード「Sound Blaster」で知られるCreative(クリエイティブ)。日本ではクリエイティブ・メディア株式会社(東京都千代田区外神田)が展開しています。PCオーディオを長く手がけてきた会社だけあって、デスク周りの事情をよく理解した作りが光ります。

2,280円から41,800円まで。Pebbleシリーズの幅が圧倒的

このブランドの最大の武器は、なんといっても価格の選択肢の多さ。看板のPebbleシリーズだけで9機種あり、財布と相談しながらちょうどいい一台を選べます。

  • Pebble 2,280円/Pebble SE 3,300円/Pebble V2 3,980円/Pebble V3 5,480円(すべて税込)
  • Pebble Plus 5,800円/Pebble Pro 9,980円/Pebble X 14,800円
  • Pebble X Plus 20,799円/最上位のPebble Nova 41,800円
  • さらにサウンドバー(Stage Pro 19,800円ほか)やゲーミング向けのSound Blaster Katanaシリーズも展開
  • デスクトップスピーカーにはCreative XF1(26,800円)やGigaWorks T40 Series II(13,400円)も

「とりあえず内蔵よりマシにしたい」なら数千円のモデルから、「そこそこ本気で」なら1〜2万円台から、と段階的に選べるのはこのブランドならでは。最初の一台としてのハードルがいちばん低いのがクリエイティブです。

Pebble X Plusは2.1ch。RGBライティングとUSB DACを内蔵

今回の比較で取り上げるPebble X Plus(20,799円・税込)は、左右のサテライトスピーカーにサブウーファーが付いた2.1ch構成。European Hardware Awards 2024でベストスピーカー賞を受賞しています。

  • USB PD電源アダプター利用時は30W RMS/ピーク出力60W、USB-Cバスパワー時は15W RMS/ピーク30W
  • サテライトは2.75インチ、サブウーファーは3.5インチドライバー。ドライバーは45度上向き配置
  • USB DAC内蔵。USB-Cオーディオ入力のほか、3.5mmライン入力、ヘッドホン出力、マイク入力、RCA出力まで備える
  • Bluetooth 5.3対応で、スマホからもワイヤレス接続できる
  • 1680万色のRGBライティングを搭載。オフ、チェイサー、オーロラ、ピークメーター、グロウイング、ウェーブ、サイクルの各パターンに対応
  • サイズはサテライトが約W139.2×H131.8×D136.5mm、サブウーファーが約W156.4×H158.5×D156mm

ヘッドホン出力とマイク入力が本体に付いているのは地味に便利です。スピーカーとヘッドセットを机の上で切り替えたい人には、これだけで選ぶ理由になります。

送料は1万円以上で無料。最大5年の延長保証が用意されている

購入まわりの条件で特徴的なのが、延長保証サービスの存在です。長く使うつもりなら、ここは大きな安心材料になります。

  • 配送手数料は550円(税込)。製品購入代金1万円(税込)以上で無料
  • 宅配便またはメール便(クロネコゆうパケット)での配送。メール便はポスト投函でお届け日の指定不可
  • 対象製品は購入時に保証料を支払うことで、メーカー保証期間経過後も最大5年まで延長できる
  • 延長サービス期間中の自然故障は、無償で何度でも修理交換を受けられる(特価品などは対象外の場合あり)
  • 支払いはクレジットカード(VISA/Mastercard/JCB/AMEX/Discover)と代金引換に対応
  • 注文完了後のキャンセル・返品は受け付けていません。初期不良の場合は購入後1週間以内に連絡が必要です
おすすめポイント
  • Pebbleシリーズは2,280円から41,800円まで9機種。予算に合わせて選びやすい
  • Pebble X PlusはUSB DAC内蔵の2.1ch。ピーク60Wでサブウーファー付き
  • ヘッドホン出力・マイク入力・RCAまで備えた端子の豊富さ
  • 1680万色のRGBライティングで、デスクの雰囲気づくりにも使える
  • 有料の延長保証で最大5年まで。期間中の自然故障は無償で何度でも修理交換

ロジクール|手元で操作できる使いやすさが光る

ロジクール Z407

出典:ロジクール公式サイト

3つめは、マウスやキーボードでおなじみのロジクール(Logicool)。株式会社ロジクールはLogitech Groupの日本地域を担当する日本法人です。PC周辺機器の使い勝手を知り尽くしている会社が作るスピーカーは、やはり操作性がよく考えられています。

4機種に絞り込まれた、わかりやすいラインナップ

他の2ブランドと違い、ロジクールのスピーカーは4機種のみ。選択肢が少ないことは弱点にも見えますが、裏を返せば迷わずに済むということでもあります。

  • Z150 Stereo Speakers 3,960円(税込)/クリアなステレオサウンドのシンプルな2.0ch
  • Z313 Speaker System with Subwoofer 6,800円(税込・通常7,480円)/サブウーファー付きの入門2.1ch
  • Z407 15,000円(税込・通常16,500円)/Bluetooth+ワイヤレスコントロール付き
  • G560 33,900円(税込・通常37,290円)/LIGHTSYNC RGB搭載のゲーミング向け2.1ch

3,000円台から3万円台まで、価格帯ごとに1機種ずつ用意されているイメージです。「この予算ならこれ」と決まっているので、比較検討に時間をかけたくない人には向いています。

Z407の主役は、手元のワイヤレスコントロールダイヤル

代表モデルのZ407(15,000円・税込)で一番おもしろいのが、付属するワイヤレスコントロールダイヤル。これがあるとないとで、日々の使い勝手がかなり変わります。

  • 20メートルのワイヤレス通信可能範囲。部屋のどこからでも音を調整できる
  • ダイヤルを押す・回すだけで、再生、一時停止、ミュート、音量、低音の調節がすべて完結
  • ソファに座ったまま、あるいはベッドからでも操作できる
  • 本体に手を伸ばさなくていいので、モニター裏やデスク奥にスピーカーを置ける

PCスピーカーは「音量を変えるたびに机の奥に手を伸ばす」のがけっこうストレスなんですよね。そこを物理ダイヤルで解決してきたのは、いかにも周辺機器メーカーらしい発想です。

80Wの出力とサブウーファー。買い方の条件も良心的

音の面でも、価格に対してしっかり作り込まれています。

  • 80ワットの出力と精密なデジタル信号処理(DSP)で、明瞭な高音からパワフルな中低域までをカバー
  • サブウーファーは20ワットポーテッド ダウンファイアリング設計。音楽・映画・ゲームに「とどろく音」を追加
  • 接続はBluetoothに加えて、microUSBと3.5mmプラグの有線接続にも対応
  • 公式ストアは2,000円以上の注文で送料無料
  • 購入日から30日以内に限り返品は無料。実際に机に置いてから判断できる
  • 公式ストアでは複数台購入割引やクーポンが用意されていることもある(内容は時期により変動)

返品が30日以内なら無料というのは、サイズ感や音の好みを実際に試してから決めたい人にとって心強い条件です。

おすすめポイント
  • 付属のワイヤレスコントロールダイヤルで、20m離れた場所からでも操作できる
  • ダイヤルひとつで再生・一時停止・ミュート・音量・低音の調節まで完結
  • 80Wの出力+20Wサブウーファーで、映画やゲームにも十分な迫力
  • Bluetoothに加えて有線接続にも対応。ゲーム機などにもつなぎやすい
  • 公式ストアは2,000円以上で送料無料、30日以内なら返品無料

【ご利用にあたっての注意】掲載している価格・送料・キャンペーン・保証条件などは、各ブランドの公式サイトに掲載されている内容をもとにまとめたものです。セール価格や在庫状況、仕様は変更される場合がありますので、ご注文前に必ず各公式サイトで最新の情報をご確認ください。音の感じ方には個人差があり、設置環境(机の材質、部屋の広さ、壁との距離など)によっても聞こえ方は変わります。ハイレゾ音質での再生には、対応した音源と再生機器が必要です。また、大音量での長時間の使用は聴力に影響する可能性があります。集合住宅などでは、とくに低音が周囲に伝わりやすいため、時間帯と音量にご配慮ください。

よくある質問

Q. 予算はいくらから考えればいいですか?

A. 「内蔵スピーカーよりマシになればいい」なら3,000円台から選べます。ただし音の変化をはっきり感じたいなら1万円前後が現実的なラインです。今回の3ブランドでいえば、ロジクールZ407が15,000円、クリエイティブPebble X Plusが20,799円、エディファイアM60が23,980円(すべて税込)。この価格帯まで来ると、低音の出方や音の分離感が明確に変わります。逆に3万円を超えると、良くはなりますが差は少しずつ小さくなっていくので、まずは1〜2万円台から検討するのがおすすめです。

Q. Bluetooth接続と有線接続、どちらがいいですか?

A. PCで使うならUSBか3.5mmの有線、スマホから流すならBluetooth、という使い分けが基本です。有線は音の遅延がなく安定していて、動画やゲームで映像と音がずれません。Bluetoothはケーブルがいらないぶんスマートですがわずかな遅延があります。理想は両方に対応しているモデルを選ぶこと。今回の3機種はいずれもBluetoothと有線の両方に対応しているので、この点では困りません。なお、エディファイアM60が対応するLDACは、Bluetoothでもより多くの情報量を送れる規格です(送信側の機器も対応している必要があります)。

Q. サブウーファーは必要ですか?置き場所が心配です。

A. 映画やゲームがメインなら、あると迫力が段違いです。一方で音楽と作業がメインなら2.0chでも十分。サブウーファーは机の下や足元に置くのが一般的で、Pebble X Plusのサブウーファーは約W156.4×H158.5×D156mm、ロジクールZ407も同様に床置きを想定した設計です。置き場所が取れない、あるいは集合住宅で低音の響きが気になるという場合は、無理に2.1chを選ばず、2.0chのモデルを検討してみてください。低音が床を伝わるのが気になるときは、インシュレーターや厚手のマットを敷くだけでもかなり違います。

Q. 買ったあとで気に入らなかったら返品できますか?

A. ブランドによって条件が大きく違うので、ここは事前確認が必須です。エディファイアは商品受領後30日以内の返品に対応していますが、品質欠陥による場合を除き返送料はお客様負担です。ロジクールは購入日から30日以内なら返品無料と案内されています。一方クリエイティブは注文完了後のキャンセル・返品を受け付けていません(初期不良の場合は購入後1週間以内に連絡)。試してから決めたいタイプの人は、返品条件が緩いブランドを選ぶか、実店舗で試聴してから買うのが安全です。

Q. 保証はどれくらい付いていますか?

A. エディファイアは全製品共通で購入日から12カ月の保証が付きます(公式サイトでの直接購入品が対象)。クリエイティブはメーカー保証に加えて、対象製品なら購入時に保証料を支払うことで最大5年まで延長できる有料の延長保証サービスがあり、期間中の自然故障は無償で何度でも修理交換を受けられます。ロジクールは限定ハードウェア保証を設けており、購入後30日程度はまず購入した販売店を通して対応するのが基本とされています。長く使うつもりなら、延長保証の有無まで見ておくと安心です。

お役立ちコラム

同じスピーカーでも「置き方」で音は変わる

買ってきたスピーカーを机にポンと置いただけで満足していませんか。じつは置き方だけで音はかなり変わります。まず基本は、左右のスピーカーと自分の頭で正三角形を作ること。左右が近すぎると音が中央に固まり、離れすぎると真ん中がスカスカになります。次に高さ。ツイーター(高音用の小さいユニット)が耳の高さに来るのが理想です。低い位置に置くと高音がこもって聞こえます。エディファイアM60に付属のアルミスタンドのように、角度をつけて耳に向けられる仕組みがあるモデルは、この点で有利です。最後に壁との距離。背面を壁にぴったり付けると低音が膨らみすぎることがあるので、数センチ離すだけでも輪郭がすっきりします。お金をかけずに試せるので、届いたらまず位置をいろいろ動かしてみてください。

「音が小さい」「片方しか鳴らない」ときに確認すること

スピーカーが届いて接続したのに思ったより音が小さい、片側から音が出ない——そんなときは、故障を疑う前に順番に確認してみましょう。まずOS側の音量とアプリ側の音量が別々にあることを忘れがちです。WindowsやMacの音量ミキサーで、そのアプリだけ絞られていないか見てください。次にケーブルの挿し込み。3.5mmプラグは奥まで刺さっていないと片側だけ鳴ることがあります。USB-C接続の場合は、電源供給が足りていない可能性も。Pebble X PlusのようにUSB PD電源アダプター利用時とバスパワー時で最大出力が変わるモデルもあるので、付属の電源で使えているか確認しましょう。それでも直らない場合は、別のPCやスマホにつないでみて、スピーカー側の問題か、PC側の問題かを切り分けます。保証期間内であれば、購入した公式ストアのサポートに連絡するのが確実です。

夜でも気兼ねなく使うための小ワザ

集合住宅でスピーカーを使うとき、いちばん気になるのが低音です。低音は壁や床を伝わりやすく、自分が思っているより下の階に響いています。対策として手軽なのは3つ。ひとつめはサブウーファーの音量だけ絞ること。多くの2.1chモデルは低音を個別に調整でき、Z407のようにダイヤルで低音調節ができるモデルなら数秒で切り替えられます。ふたつめはインシュレーターや厚手のマットを敷くこと。振動が直接床に伝わるのを減らせます。みっつめは夜だけヘッドホンに切り替えるという割り切り。Pebble X Plusのように本体にヘッドホン出力があるモデルなら、抜き差しだけで切り替えられて便利です。音量を下げるより、低音だけを抑えるほうが満足度は下がりません。ぜひ試してみてください。

まとめ|デスクで何をしたいかで選ぼう

方向性の違う3ブランドを見てきました。最後に、それぞれどんな人に向いているのかを整理しておきます。

  • エディファイア……1996年設立のオーディオ専業ブランド。代表モデルM60は23,980円(税込)でHi-Res Audio認証とLDACに対応し、合計66Wの出力。全4色から選べます。公式ストアは全国送料無料で12カ月保証、30日以内の返品対応つき。音質を最優先したい人、デスクの見た目にもこだわりたい人に
  • クリエイティブ……Pebbleシリーズが2,280円から41,800円まで9機種。代表モデルPebble X Plusは20,799円(税込)で、USB DAC内蔵の2.1ch、ヘッドホン出力やマイク入力まで備えます。最大5年の延長保証も用意。予算に合わせて選びたい人、端子の多さを重視する人に
  • ロジクール……スピーカーは4機種に絞り込み。代表モデルZ407は15,000円(税込・セール価格)で、80W出力と20Wサブウーファー、そして20m届くワイヤレスコントロールダイヤルが付きます。2,000円以上で送料無料、30日以内なら返品無料。操作のしやすさを重視する人、迷わず決めたい人に

選ぶときは、「そのスピーカーで何を聴く時間がいちばん長いか」を思い浮かべてみてください。音楽なら音質重視、映画やゲームならサブウーファー付き、会議や作業がメインなら操作性と設置しやすさ。ここが決まれば、候補は自然と1つに絞られます。

気になるブランドが見つかったら、まずは公式サイトでサイズと接続端子を確認してみましょう。机に置けること、手持ちの機器につながること。この2つさえクリアすれば、あとは音を楽しむだけです。


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