
引っ越しを機に、そろそろちゃんとしたテーブルを買いたい。そう思って家具サイトを開いたものの、決めきれずにタブを閉じた——そんな経験はないでしょうか。理由はだいたい同じところにあります。気に入ったデザインはあるのに、うちの部屋にちょうどいいサイズがないのです。
幅140cmだと少し狭い。でも160cmは通路が塞がる。奥行きはあと5cm短ければ完璧なのに——。家具は数万円から十数万円の買い物で、しかも一度置いたら何年も使います。「まあ、これでいいか」で妥協した違和感は、毎日食卓につくたびに思い出すことになります。
そこでこのページでは、ネットで家具を買うときに候補になるタイプの違う3ブランド(KANADEMONO・unico・MOMO NATURAL)を、各公式サイトを開いて価格・サイズオーダーの可否・送料・納期・アフターサポートまで並べて比較しました。結論から言うと、「サイズを自分で決めたいのか、実物を見て決めたいのか」で選ぶ先が変わります。
選ぶときのポイントを先にお伝えすると、次の3つを押さえておけば大きく外しません。
1つめは「サイズを変えられるか」。1cm単位で指定できるブランドと、決まった規格から選ぶブランドでは、置ける部屋の条件がまったく変わります。2つめは「送料がいくらか」。家具は大きいので、送料だけで数千円から2万円近く変わることがあります。本体価格だけ比べても意味がありません。3つめは「いつ届くか」。引っ越しや来客に合わせたいなら、納期は最初に確認すべき条件です。
それでは、3ブランドの違いを一覧表から見ていきましょう。
家具通販3ブランド 比較一覧表
気になるブランド名をタップすると、そのブランドの詳しい解説にジャンプします。表は横にスクロールできます。
| 比較項目 | KANADEMONO | unico | MOMO NATURAL |
|---|---|---|---|
| テーブルの最低価格 | 〇49,900円〜 送料込みの価格 | ◎42,900円〜 別途 配送料が必要 | 〇78,500円〜 別途 配送料が必要 |
| サイズオーダー | ◎1cm単位で無料 天板を自由に指定 | 〇規格サイズから選ぶ カーテンはオーダー可 | 〇規格サイズから選ぶ 複数幅を用意 |
| 送料 | ◎全国無料 ※一部商品を除く | 〇商品ごとに設定 2万円超過分は負担 | 〇区分制 1,500円〜 2.2万円超過分は無料 |
| 出荷までの早さ | ◎最短5営業日後 オーダー品でも早い | 〇在庫状況により お届け日を選択 | 〇希望日に合わせて 配送を調整 |
| 組み合わせの自由度 | ◎天板×脚50種類以上 面取り・配線孔も | 〇カラーや脚形状を 選べる商品あり | 〇サイズ・塗装色を 商品ページで選択 |
| 実物を見られる店舗 | 〇体験型ショールーム を用意 | ◎全国に多数 3Dコーデ相談も可 | ◎全国に店舗 店舗見積り→注文可 |
| 保証・サポート | ◎全商品1年保証 空間プロデュースも | 〇リペア・カスタマイズ の窓口あり | 〇開梱設置便が基本 メンテナンス案内も |
| 取り扱いカテゴリ | ◎家具・照明・カーテン 食器・アートまで | ◎家具・ラグ・寝具 雑貨・家電まで | 〇家具中心+ ファブリック・照明 |
| 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
※価格はすべて税込です。2026年8月21日時点で各公式サイトに表示されていた内容をもとにしています。テーブルの最低価格はダイニングテーブルの掲載商品から算出した目安で、素材やサイズによって変動します。送料は地域・商品・配送方法によって異なります。価格・在庫・キャンペーンは変更されることがあるため、必ず最新の表示をご確認ください。
ネットで家具を買うと、何が変わる?
「家具は実物を見て買うもの」という感覚は根強くありますが、オンラインだからこそできることも増えています。
- 部屋に合わせてサイズを決められる:店舗の在庫は規格品が中心ですが、オンラインのオーダーなら1cm単位で天板の幅と奥行きを指定できるブランドがあります。「あと5cm短ければ」が解決します。
- 組み合わせを自分で選べる:天板の素材と脚の形を別々に選べるなら、同じ予算でも仕上がりの印象を大きく変えられます。既製品では出会えない組み合わせが作れます。
- 価格の内訳が見えやすい:本体・オプション・送料が画面上で分かれて表示されるため、何にいくら払っているかを把握したまま比較できます。
- じっくり考えられる:店員に声をかけられることなく、深夜でも部屋の寸法を測りながら検討できます。家族と画面を共有して相談するのも簡単です。
- 実例の写真が豊富:スタイリング写真や購入者の投稿を見て、自分の部屋に置いたときの雰囲気を想像しやすくなります。
- 店舗まで運ぶ手間がない:大型家具を自分で運搬する必要がなく、開梱設置まで対応するサービスもあります。
失敗しない家具選び、見るべきは5つ
比較の軸はいくつもありますが、実際に「買ってよかった」と思えるかを左右するのは次の5点にほぼ集約されます。
- 部屋の寸法と動線:これが最優先です。テーブルの後ろは椅子を引いて立つのに最低60cm、人が通るなら80cm以上が目安。まず床にテープを貼って実寸を確かめてください。
- 本体価格+送料の合計:家具は送料が高額になりがちです。本体が数千円安くても、送料で逆転することは珍しくありません。必ず合計金額で比べてください。
- 納期:引っ越しや来客に合わせるなら、逆算が必要です。在庫品なら数日から数週間、受注生産なら1か月以上かかることもあります。
- 搬入経路:玄関・廊下・階段・エレベーターを通るかどうか。とくに天板が大きいテーブルは、部屋には入っても玄関で止まることがあります。事前に幅と対角線を測っておきましょう。
- 買ったあとの相談先:保証期間、修理やパーツ交換の窓口があるか。数年後に脚がぐらついたとき、相談できる先があるかどうかで安心感が変わります。
注文前に確認しておきたいこと
はじめてネットで大型家具を買う人がつまずくのは、たいてい同じ場所です。
- ① 部屋の寸法を3か所測る:置きたい場所の幅・奥行きに加え、壁から壁までの距離も測ります。テーブルの周囲に必要な余白まで含めて考えるのが大切です。
- ② 搬入経路を測る:玄関ドアの幅と高さ、廊下の曲がり角、エレベーターの奥行き。天板が入らないケースの多くは玄関か階段の踊り場で起きます。
- ③ 高さを確認する:ダイニングテーブルの一般的な高さは70cm前後。椅子の座面高との差(差尺)は27〜30cmが目安です。手持ちの椅子を使うなら必ず確認してください。
- ④ 配送方法を確認する:玄関渡しなのか、部屋まで運んで開梱設置までするのか。大型家具を一人で組み立てるのは想像以上に大変なので、設置サービスの有無は重要です。
- ⑤ 組立の要否をチェックする:脚を取り付けるだけのものから、複数人での作業が必要なものまであります。工具が付属するかも見ておきましょう。
- ⑥ 返品条件を読んでおく:サイズオーダー品は基本的に返品できません。オーダーする前に寸法を二度確認するのが、いちばん確実な自衛策です。
KANADEMONO(カナデモノ)

どんなブランド?
- 天板と脚を自由に組み合わせるカスタムオーダー家具のブランドです。看板商品の「THE TABLE」をはじめ、THE CAFE TABLE、THE LOW TABLE、THE TV BOARDなど独自の THEシリーズを展開しています。
- 最大の特徴が1cm単位のサイズオーダーが無料という点。「幅143cm、奥行き72cm」のような細かい指定ができるため、部屋の条件に合わせて作れます。
- 脚のバリエーションは50種類以上。Square、X、I、Slimline、Trapezoid など形状の選択肢が豊富で、同じ天板でも印象を大きく変えられます。面取りや配線孔といった機能オプションも選べます。
- 天板の素材はラバーウッド、ホワイトオーク、ウォルナット、くるみ、サテンウォルナットのほか、リノリウム全32色、MORTEX(モールテックス)、一枚板まで用意されています。
- 扱う範囲はテーブルだけではありません。照明、チェア、ソファ、カーテン、ラグ、ベッド、食器、アート、ペット用家具まで揃い、部屋全体をひとつのブランドで整えられます。
価格と配送のポイント
- THE TABLE の価格は素材によって幅があります。ラバーウッド 49,900円〜/ホワイトオーク 75,000円〜/ウォルナット 76,000円〜/くるみ 79,900円〜。カフェテーブルは 39,900円〜、ローテーブルは 42,900円〜です。
- 注目すべきは全国送料無料(一部商品を除く)という点。家具は送料が高額になりがちなので、この差は総額で効いてきます。表示価格がそのまま支払額に近くなります。
- オーダー品にもかかわらず最短5営業日後より出荷。受注生産で1か月以上待つブランドが多いなか、この納期は際立っています。
- 全商品に1年保証が付きます。オーダー家具でも保証があるのは安心材料です。
- 迷ったときのために「ぴったりテーブル診断」が用意されており、条件を答えていくと候補を絞れます。体験型ショールームで実物を確認することもできます。
- 法人窓口や空間プロデュースサービスもあり、オフィスや店舗の相談にも対応しています。映画やドラマへの美術協力実績も公開されています。
こんな人におすすめ
- 部屋にぴったりのサイズが見つからない人。1cm単位の無料オーダーは、この悩みに対する直接的な答えです。規格品で妥協してきた人ほど効果を実感しやすいはずです。
- デザインを自分で組み立てたい人。天板と脚を別々に選ぶ設計なので、既製品にはない組み合わせが作れます。脚50種類以上という幅は他にありません。
- 総額を分かりやすくしたい人。送料無料なので、表示価格から大きく増えません。予算管理がしやすい買い方です。
- 急いでいる人。オーダー品で最短5営業日出荷というのは、引っ越しシーズンなど時間が限られる場面で強い味方になります。
- 一方で、実物を見てから決めたい人にはやや不利です。ショールームはありますが店舗数は多くないため、近くにない場合はサンプルや写真での判断になります。
おすすめポイント
「うちの部屋にちょうどいい」を作れる、いちばん現実的な選択肢です。1cm単位のサイズオーダーが無料で、脚は50種類以上。しかも全国送料無料で最短5営業日後には出荷されるという条件が揃っています。オーダー家具というと高価で時間がかかる印象がありますが、ラバーウッドなら5万円弱から始められ、納期も既製品と大きく変わりません。全商品1年保証が付く点も含めて、はじめてのオーダー家具として無理のない一軒です。
unico(ウニコ)

どんなブランド?
- 全国に店舗を展開するインテリアのトータルブランドです。家具だけでなく、カーテン、ラグ、寝具、食器、家電、アロマ、ベビー・キッズ用品まで扱い、部屋づくりをまとめて相談できます。
- デザインの方向性は北欧のテイストを取り入れた、やわらかく親しみやすい雰囲気。木とファブリックを組み合わせた、生活感のあるスタイリングが得意です。
- ダイニングテーブルは42,900円から115,500円まで幅広く、掲載商品の中央値は約83,600円。テーブルとチェアのセット販売も充実しています。
- 実店舗ならではのサービスとして3Dコーディネートサービスがあり、専門知識を持つスタッフに部屋づくりを相談できます。カーテンの出張採寸・取付サービスも用意されています。
- ドラマの美術協力実績もあり、暮らしのシーンに馴染むブランドとして広く知られています。
価格と配送のポイント
- テーブルの最低価格は42,900円と、3ブランドの中でもっとも低く設定されています。ただし配送料が別途かかる点は必ず確認してください。
- 配送料は商品ごとに設定されており、大型家具では1点あたり6,600円〜8,800円といった例が公式ガイドに示されています。配送料の合計が20,000円(税込)を超えた分は会社が負担する仕組みです。
- つまり、まとめ買いをするほど送料の負担割合は下がります。逆にテーブル1台だけを買う場合は、本体価格に数千円が上乗せされると考えておくのが現実的です。
- ポイント制度があり、100円(税抜)ごとに1ポイント貯まります。有効期限は最終購入日から2年間です。
- 家具の組立サービスやギフトラッピングにも対応。リペア・カスタマイズの窓口もあり、購入後の相談ができます。
- 送料がお得になるキャンペーンが定期的に実施されるため、急がないなら時期を待つのも一つの手です。
こんな人におすすめ
- 実物を見てから決めたい人。全国に店舗があるため、座り心地や木の質感を確かめてから買えます。ネットで家具を買うことに不安がある人には大きな安心材料です。
- 部屋全体をまとめて揃えたい人。家具からカーテン、ラグ、雑貨まで一つのブランドで完結するので、テイストが自然に揃います。まとめ買いなら送料の面でも有利です。
- プロに相談したい人。3Dコーディネートサービスを使えば、配置のイメージを立体で確認しながら相談できます。
- やわらかい雰囲気の部屋にしたい人。木とファブリックを組み合わせたスタイリングは、家族で過ごすリビングによく馴染みます。
- ただし、サイズオーダーには対応していません(オーダー対応はカーテンが中心です)。規格サイズで部屋に合うかどうかが、選べるかの分かれ目になります。
おすすめポイント
「実物を見て、まとめて揃えたい」に応えるブランドです。全国の店舗で座って触って確かめられるうえ、家具からカーテン・ラグ・雑貨まで一つのテイストで揃います。3Dコーディネートサービスでプロに相談できるのは、オンライン専業のブランドにはない強みです。テーブルは42,900円からと入口も低め。配送料は別途かかりますが、まとめ買いすれば20,000円を超えた分は会社負担になるため、引っ越しでまとめて揃えるタイミングとはとくに相性がよい選択肢です。
MOMO NATURAL(モモナチュラル)

どんなブランド?
- 木の質感を活かしたナチュラルな家具を作り続けているブランドです。パイン材やオーク材を用いた、あたたかみのあるデザインが特徴です。
- ラインナップはダイニングセット、チェア、ソファ、食器棚、TVボード、収納、キッズ家具、ファブリック、照明と幅広く、木のトーンで部屋全体を統一しやすい構成になっています。
- ダイニングテーブルは78,500円前後から。チェアは23,000円前後、シェルフは58,200円からと、素材と作りに見合った中価格帯に位置しています。
- ブランドの世界観を伝えるカタログ「THE FURNITURE COLLECTION」を発行しており、スタイリング写真から部屋づくりのヒントを得られます。
- 全国に店舗があり、店舗で作成した見積りをそのままオンラインで注文できる仕組みも用意されています。店頭で相談してから自宅でゆっくり決められる流れです。
価格と配送のポイント
- テーブルの価格は78,500円〜。3ブランドの中では高めですが、無垢材を使った質感と作りを考えれば納得感のある水準です。
- 配送料は送料区分制で、商品ごとにランクが決まっています。開梱設置便はSS 1,500円/S 2,500円/A 3,500円/B 4,500円/C 7,000円/D 10,000円(A・Bを除く地域)といった設定です。
- 大型家具はランクが上がるため、配送料が1万円を超えることもあります。北海道・沖縄はさらに高くなるので、注文前に必ず商品ページの送料区分を確認してください。
- ただし配送料の合計が22,000円(税込)を超えた分はサービスとなります。雑貨は5,000円以上の購入で配送料が無料です。
- 特筆すべきは開梱設置便が基本になっている点。梱包を解いて設置まで対応してもらえるため、大型家具を自分で運び入れる必要がありません。
- 商品ページで「サイズ」「組立て希望」などを選択してから注文する形式で、購入時に条件を整理しやすくなっています。
こんな人におすすめ
- 木の質感を大事にしたい人。パインやオークの表情を活かしたデザインで、使うほどに味が出る家具を求める人に向いています。
- 設置まで任せたい人。開梱設置便が基本なので、重い家具を運び入れる負担がありません。一人暮らしや高層階への搬入では、この差が大きく効きます。
- ナチュラルテイストで統一したい人。家具からファブリック、照明まで同じトーンで揃うため、部屋全体の雰囲気がまとまります。
- 店舗で相談してから決めたい人。店頭で見積りを作り、そのままオンラインで注文できる仕組みは、じっくり検討したい人に便利です。
- 一方で、予算を抑えたい人には向きません。本体価格も配送料も3ブランドの中では高めなので、総額を優先するなら他の選択肢を検討したほうが早いでしょう。
おすすめポイント
「木のあたたかさ」と「設置までの安心」を両立したブランドです。パインやオークの質感を活かした家具は、写真で見るより実物のほうが印象がよいタイプ。開梱設置便が基本なので、届いてから組み立てる負担がありません。店舗で見積りを作ってオンラインで注文できる流れも、慎重に選びたい人には心強い仕組みです。価格は3ブランドで最も高めですが、長く使う前提で質感に投資したい人にとっては十分に釣り合う選択肢です。
よくある質問
Qサイズオーダーをすると、料金はどれくらい上がりますか?
Aブランドによって扱いが大きく違います。KANADEMONOはサイズオーダーが無料で、1cm単位で天板の寸法を指定しても価格は変わりません(サイズ区分によって基本価格は変動します)。一方、unicoとMOMO NATURALは規格サイズから選ぶ形式が基本です。オーダー=高額というイメージは、いまは必ずしも当てはまりません。まずは希望の寸法で見積もってみるのが確実です。
Q送料はどれくらいかかるものですか?
Aここが家具通販でいちばん見落とされやすい部分です。KANADEMONOは全国送料無料(一部商品を除く)。unicoは商品ごとに配送料が設定され、大型家具では6,600円〜8,800円という例が公式ガイドに示されています。MOMO NATURALは送料区分制で、開梱設置便が1,500円〜10,000円ほど(A・Bを除く地域)。unicoは20,000円、MOMO NATURALは22,000円を超えた分がそれぞれ負担・サービスとなります。本体価格だけでなく、必ず総額で比較してください。
Q実物を見ずに買って、色や質感が違ったらどうしますか?
Aまずスタイリング写真を複数枚見ることをおすすめします。1枚の商品写真だけでは、照明の影響で実際の色と印象が変わります。可能であればショールームや店舗で実物を確認するのが確実です。KANADEMONOには体験型ショールーム、unicoとMOMO NATURALは全国に店舗があります。なおサイズオーダーで作った家具は、原則として返品できません。注文前に素材の質感だけでも確認しておくと安心です。
Q大きなテーブルは、家に運び入れられるか心配です。
A搬入経路の採寸を先に済ませてください。確認するのは玄関ドアの幅と高さ、廊下の幅、曲がり角、階段の踊り場、エレベーターの奥行きです。天板は対角線の長さで通るかどうかが決まるため、斜めにして通せる寸法かを計算しておきましょう。不安な場合は、天板が分割できるタイプや、脚を後付けする構造の商品を選ぶと通しやすくなります。MOMO NATURALのように開梱設置便が基本のブランドなら、搬入も含めて任せられます。
Q納期はどれくらい見ておけばいいですか?
A在庫品であれば数日から数週間、オーダー品では1か月以上かかることもあります。ただしKANADEMONOはオーダー品でも最短5営業日後より出荷とされており、この分野では例外的に早い部類です。unicoとMOMO NATURALは在庫状況に応じてお届け日を選ぶ形式です。引っ越しに合わせるなら、余裕を持って1か月前には注文を済ませておくと安心できます。繁忙期や天候による配送遅延の可能性もあるため、公式サイトのお知らせも確認してください。
お役立ちコラム
「あと5cm」を諦めない。ダイニングの寸法の決め方
家具選びでいちばん後悔しやすいのがサイズです。そして多くの場合、失敗はテーブル自体の大きさではなく、周囲の余白で起きます。
基本の数字を押さえておきましょう。1人あたりの食事スペースは幅60cm×奥行き40cmが目安です。4人掛けなら幅120cm以上、6人掛けなら幅180cm程度が必要になります。奥行きは、向かい合って座るなら80cm前後あると 料理を並べても窮屈になりません。
次に周囲の余白です。椅子を引いて立ち座りするには、テーブルの端から最低60cm。その後ろを人が通るなら、さらに20cm足して80〜90cmを確保します。壁際に寄せるなら片側だけ余白を削るという判断もできます。
ここで問題になるのが、規格サイズとの噛み合わせです。市販のテーブルは幅120cm、140cm、160cmと20cm刻みが一般的。部屋の条件が「145cmまでなら置ける」だった場合、140cmを選ぶと5cm分の余裕を捨てることになります。この5cmは、天板の使いやすさで見れば決して小さくありません。
だからこそ、1cm単位で指定できるオーダーには意味があります。まずは床にマスキングテープを貼って実寸を再現し、椅子を置いて座ってみること。これだけで、必要なサイズはかなり正確に見えてきます。そのうえで規格品で足りるのか、オーダーが必要なのかを判断すれば、選択を誤りません。
本体価格だけ見ると損をする。家具の「総額」の考え方
家具通販でもっとも比較を誤りやすいのが送料です。日用品の感覚でいると、思わぬ金額に驚くことになります。
たとえば同じくらいのダイニングテーブルを買うとします。本体42,900円のテーブルに配送料6,600円がかかれば、総額は約49,500円。一方、本体49,900円でも送料無料なら、支払いは49,900円で済みます。本体価格では7,000円の差があったのに、総額ではほとんど変わらないという逆転が普通に起こります。
さらに地域による差も見逃せません。MOMO NATURALの送料表では、開梱設置便のDランクが本州で10,000円、北海道・沖縄では15,000円と設定されています。遠方に住んでいるほど、送料無料の価値は大きくなります。
一方で、まとめ買いをするなら話は変わります。unicoは配送料の合計が20,000円を超えた分を負担し、MOMO NATURALは22,000円を超えた分をサービスとしています。テーブル、椅子、収納を一度に揃えるなら、送料の上限が効いて1点あたりの負担は下がります。
結論としては、「1点だけ買うなら送料無料が有利」「まとめて買うなら上限のあるブランドも有利」という整理になります。カートに入れて配送料まで表示させてから比べる——この一手間を惜しまないことが、いちばん確実な節約です。
木の種類で何が変わる? 素材選びの実用的な話
ウォルナット、オーク、ラバーウッド、パイン。商品ページに並ぶ木の名前を見ても、違いが分からないまま価格で決めてしまう人は少なくありません。実用面での違いを押さえておきましょう。
まず硬さです。ウォルナットやオークは硬く、傷がつきにくい木材です。一方パインやラバーウッドはやわらかく、ものを落とすとへこみが残りやすい傾向があります。ただしやわらかい木は温かみのある触り心地で、小さな傷を「味」として楽しむ考え方もあります。
次に色の変化。ウォルナットは濃い茶色から徐々に明るく、オークやパインは日焼けで飴色に近づいていきます。数年で表情が変わるので、買った直後の色だけで判断しないほうがいいでしょう。
そして価格。同じデザインでも、ラバーウッドとウォルナットでは2万円以上の差が出ることがあります。KANADEMONOのTHE TABLEもラバーウッド49,900円〜に対しウォルナットは76,000円〜。まず予算を決め、その中でどの木を選ぶかを考える順番が現実的です。
最後に、手入れのしやすさも見ておきましょう。ウレタン塗装は水や汚れに強く、拭くだけで済みます。オイル塗装は木の質感がそのまま伝わる代わりに、定期的なオイルの塗り直しが必要です。小さな子どもがいる家庭ならウレタン塗装が扱いやすいなど、暮らし方から逆算すると答えが出やすくなります。
まとめ
家具通販は、「どのブランドが優れているか」ではなく「何を優先するかで選ぶ」のが正解です。今回比べた3ブランドは、得意分野がはっきり分かれていました。
KANADEMONOは、サイズの自由度で群を抜いていました。1cm単位のサイズオーダーが無料、脚は50種類以上、しかも全国送料無料で最短5営業日後には出荷。オーダー家具は高くて遅いという常識が当てはまりません。ラバーウッドなら49,900円からと入口も現実的で、全商品に1年保証が付きます。「うちの部屋にちょうどいい一台」を作りたいなら、まずここからです。
unicoは、実物を見てまとめて揃えたい人に向いています。全国の店舗で確かめられ、家具からカーテン・ラグ・雑貨まで同じテイストで揃います。3Dコーディネートサービスでプロに相談できるのも強みです。テーブルは42,900円からと入口が低い一方、配送料は別途かかるため総額での確認が欠かせません。
MOMO NATURALは、木の質感と設置の安心を重視する人向けでした。パインやオークのあたたかみあるデザインで、開梱設置便が基本なので届いてからの負担がありません。価格は3ブランドで最も高めですが、長く使う前提なら釣り合う投資です。
迷ったときの現実的な進め方はこうです。まず部屋の寸法を測る。規格サイズで収まるならunicoやMOMO NATURAL、収まらないならKANADEMONOのオーダーが有力です。次に1点だけかまとめ買いかを考える。1点なら送料無料が効き、まとめ買いなら送料上限のあるブランドも有利になります。最後に実物を見る必要があるかで絞る。この順番なら、大きく外すことはまずありません。
最後にひとつだけ。家具は搬入経路で止まることがあります。玄関ドアの幅、廊下の曲がり角、階段の踊り場。注文ボタンを押す前に、この3か所だけは測っておいてください。それと、サイズオーダー品は原則返品できません。寸法は二度確認を。なお価格や送料条件、キャンペーンの内容は変わりますので、申し込む前には必ず各公式サイトで最新の情報をご確認ください。
